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妊娠性痒疹(ようしん)とは?
妊娠性痒疹とは、主に妊娠3ヶ月ごろから妊娠中期にかけて、湿疹のような発疹(ブツブツや赤み)が手足を中心に現れる疾患です。
おなかや背中、脚や腕など全身にも発疹が出ます。出産まで症状が続くこともあり、出産後には改善します。なかでも、第2子目以降の経産婦に症状が現れやすく、妊娠に伴う女性ホルモンの増加が発症に関係しているといわれています。
確率的には妊婦の3〜5%で発症するようです。
妊娠3ヶ月から発症した全身痒くてたまらない妊娠性痒疹
私は第2子妊娠3ヶ月目くらいからこの妊娠性痒疹に苦しめられていました。入浴中や入浴後、就寝中など腕や脚、お腹や背中など全身が痒くて掻かずにはいられない症状が長く続きました。
私自身の妊娠性痒疹になった話はこちらにまとめています。
(私の場合)妊娠性痒疹に外用薬・塗り薬はほぼ効果がなかった
かゆみの症状から皮膚科を受診し、塗るとスーッとするような薬を処方され、毎日塗っていました。塗った瞬間は確かに掻かないのですが、やっぱり感じるかゆみ。妊娠6ヶ月の時に妊娠性痒疹の傷口をエントリーに滑液包炎で手術・入院となってしまうのですが、その時撮影した手の画像がこちらです。
非常にお見苦しい写真で申し訳ございません。このようなブツブツが全身にありました。
手術と入院になってしまった詳しい話はこちら
https://shinomama.com/prurigo-of-pregnancy-3/
妊娠性痒疹に効いた薬
手術・入院となった総合病院の皮膚科で処方された内服薬がこちらです。
ジルテック
もしくはセチリジン
これを毎晩1錠飲むと症状がピタッとおさまり、入浴中も就寝中も全くかゆくありませんでした。
逆に1ヶ月程度、薬を飲まなかった期間はやはり体が痒くなっていたので、効果は絶大です。
薬の服用で胎児への影響はあるのか?
これは何度も病院の先生に確認したことですが、薬の服用で1番心配だったことです。
現在妊娠37週目を経過中ですが、胎児の発育は成長曲線通りでエコーで診ていただく限りも特に問題は出ていません。先生曰く、妊娠初期であれば脳も臓器も形成途中なので服用できる薬が限られるということですが、私の場合中期を過ぎてから薬を飲み始めたので、ある程度重要な段階は過ぎており、服用は問題なかったようです。
とはいえ、実際に生まれてみないとどうだったかの検証はできないかと思っているので、またその辺りは産後おって更新をしたいと思います。