妊娠性痒疹から入院・手術になった話【受診編】

妊娠性痒疹 子育て

妊娠35週6日目。明日からついに臨月突入です。
昨日までお腹が空いて仕方なかったのに、今日はあまり食欲がない。(でもしっかりたべてますよ〜笑)赤ちゃんが大きくなって臓器を圧迫しているんでしょうか、、、
明日は2週間ぶりの検診です。GWに突入しちゃうけど、これから週1回の検診になり、いよいよ出産だなーという自覚が徐々に出てきました。

さて、前回の【発症編】の更新から少し時間が経ってしまいまいましたが、妊娠性痒疹をこじらせた体験談を綴っていきたいと思います。もし同様の症状にお悩みの方がいて、少しでも参考になれば幸いです。

前回までの話はこちら

妊娠性痒疹から手術・入院になった話【発症編】

妊娠性痒疹から手術・入院になった話【発症編】
第2子妊娠3ヶ月から妊娠性痒疹を発症しました。耐え難い全身のかゆみに苦しみ、さらにその数ヶ月後に傷の1つからバイ菌が入ったことにより、腕がパンパンに腫れ上がり滑液包炎を発症。結果的に緊急で手術、10日間の入院生活を経験することとなりました。

妊娠6ヶ月目の時に急に発症した左肘の激痛

とある日曜日。週1回スーパーでまとめ買いスタイルの私はその日も大量の食材を購入し、歩いて5分ほどのスーパーから帰宅中でした。

なんだか左腕が痛い。重たい荷物を持ったせいかな?
しばらくすれば治るだろう

そんなくらいにしか考えていませんでした。

しかし、だんだん赤く太く腫れ上がっていく左肘周り。保冷剤を使って冷やすも何かを肘に当てるのも痛い。

広がる痛みと39度の発熱

夜に近づくにつれて今度は熱が上がってきました。計測すると38度7分。

熱 体温計

そういえば腕の痛みの範囲も広がってきているような、、、
もちろん育児どころではないので、息子は夫に見てもらい、私は一人寝室で横になっていました。

コロナかインフルか、、、はたまた別の感染症か。
しかしその日は運悪く日曜日。病院も開いていません。

明日から仕事行けるだろうか、、、今日のうちに起こせるアクションは起こしておいた方がいいかもしれない。

神戸市の救急相談ダイヤル「#7119」に連絡

考えていても仕方ない!そう思った私は「#7119」に連絡しました。

「#7119」とは?
「#7119」とは、神戸市域を対象に、「夜中に熱が下がらない」、「お腹が痛い」など、急な病気やケガで、今診てくれる病院が分からない時や、救急車を呼ぼうか迷った時に24時間年中無休で、いつでも相談を受け付ける救急相談ダイヤルです。
《電話番号》#7119(つながらない場合は078-331-7119)

実際に電話してみてどうだったか

こちらの状況を伝えて、何科の受診が適切なのかと、その時間でも対応できる近所の病院を2件紹介してもらいました。電話に出られた女性の方とのやりとりは無駄がなく、的確なものでした。
「#7119」は病院を紹介してくれるサービスなので、受診する際は事前に病院に連絡が必要です。

紹介してもらった近所の中規模の病院に連絡

「#7119」で紹介された近所の病院に連絡。妊婦であること、左腕が痛むこと、発熱していることなどを伝えました。
しかし、電話口で対応してくださった方から「妊婦であればレントゲン取れないし、痛み止めを出すくらいしかできないですね。」と言われました。
それなら家にあるカロナール飲んでても一緒だな。動くのもしんどいし、、、
結局家にあるカロナールを服用して、安静にしていました。
たしかに薬を飲んでいると熱はある程度下がるものの、肘の痛みは若干マシになるくらい。
食欲も全然なく、その日はゼリーを食べて寝ようとしましたが、悪寒と左腕の激痛で全然寝むれず、横になりながらスマホで自分の症状を入力して当てはまる病気を色々と検索していました。
もしかしてリウマチ?でもこれは左右で同じ場所に痛みを感じるらしい、、、右はなんともないし、、、どれにも当てはまらず悶々とした時間でした。

腕から手首まで広がった痛み

翌朝夫が起きてきて私も起床。
続いて息子が起きてきました。
肘の痛みがだんだん手首の方まで広がってきているのか、全然腕が痛くて上がりません。
何もしてなくてもジリジリ痛いけど、動かすと激痛。銃で撃たれたみたいな痛さ。(撃たれたことないけど)
家事と育児を夫に任せて、息子は保育園に登園。
食欲も引き続きなかったので、ゼリーを食べてカロナールを服用しました。

整形外科と産婦人科を受診

横になって近所の整形外科を検索。
夜全然寝れなかったので少しだけ寝て受診することにしました。

11:00
近所の整形外科を受診
パンパンに腫れ上がった腕をみて、レントゲンを撮りましょうと言われました。
妊婦でも鉛の服でお腹を覆えば2枚くらいレントゲンとっても問題ないらしいです。(昨日ダメっていわれたのに)

レントゲン
腕だけ撮影してみてもらうも、骨に異常はないとのことでした。
先生曰く、妊娠から起こっている何かではないかとのことで、かかりつけの産婦人科を受診を勧められました。

このとき12:00
産婦人科が開くのは16:00

また家に帰って腕の激痛に耐えながら身体を横にしました。そしてまたスマホで検索。
16時になり、産婦人科に電話。
状況を説明して、16時半に受診できることになりました。
先生に腕を見てもらうべく、袖を巻き上げるのも激痛が走ります。
腕から手首までパンパンに腫れ上がった腕。
先生にも看護師さんにもびっくりされました。
先生から「蜂窩織炎かも、、、」と言われ、すぐに大きい病院で詳しく見てもらった方がいいと言われ紹介状を書いてもらいました。

蜂窩織炎とは?

皮下脂肪組織へ侵入した細菌による感染症です。連鎖球菌やブドウ球菌というよくある細菌が傷や水虫の部位から侵入しておこるとされますが、経緯が不明なこともあります。感染症ではありますが、他のヒトに感染することはありません。通常、痛み、熱感を伴います。

国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター

紹介状を書いてもらっている間、蜂窩織炎を検索。確かに自分の症状に当てはまります。
産婦人科を出た後すぐに病院に行っていいということで、夫に伝え、息子のことをお願いして、そのまま総合病院に向かいました。

救急外来で総合病院を受診

18時過ぎ 病院到着。
看護師さんに状況を説明。
その後診察室に通され、先生に状況を説明。

コロナの検査をされ、コロナは陰性でした。
血液検査しようということで、試験管6本くらい?の大量の血を抜かれます。

採血
その後、失った血の補填と思われる点滴が開始。これがめちゃ時間かかって、1時間くらい待合で待たされることになります。その間に実母や夫に状況をLINEで連絡しました。

20:30
CTを撮られ腕を輪切りにした状態を撮影。
整形外科の先生(イケメン1)登場
血液検査の結果、感染症の数値がめちゃめちゃ高いので、手術するか整形外科の先生たちで相談するとのこと。

21:00
皮膚科の先生(イケメン2)登場
皮膚科の先生(たぬきっぽい)登場
さっき撮ったCTとエコーを見比べながら、皮下組織がどうなってるかチェックしてくれている
筋肉は綺麗な状態で、その上の筋膜が若干太いかもとのとこ。
切るかどうか整形外科と相談する、感染症の数値が高すぎるから入院は必須ですと言われました。
子供のことがあるので通院ではダメでしょうかと提案しましたが、「この数値では帰せないですね」と言われます。

次に続く

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