妊娠性痒疹から手術・入院になった話【発症編】

妊娠性痒疹 子育て

現在妊娠34週5日。赤ちゃんが臓器を圧迫していて、食べすぎると気持ち悪い。さらに、ちょっとしたことで尿漏れ、なんでもない坂道で動悸。そうそう出産間際ってこんな感じやったよねーと第1子目の妊娠時を思い出しています。

しかし、第1子がこうだったから第2子もこうなるというのがないのが妊娠・出産です。今回は妊娠中に起こったマイナートラブルの中から、特に辛かった『妊娠性痒疹(ようしん)』についての記事になります。

妊娠性痒疹(ようしん)とは?

妊娠性痒疹とは、主に妊娠3ヶ月ごろから妊娠中期にかけて、湿疹のような発疹(ブツブツや赤み)が手足を中心に現れる疾患です。
おなかや背中、脚や腕など全身にも発疹が出ます。出産まで症状が続くこともあり、出産後には改善します。なかでも、第2子目以降の経産婦に症状が現れやすく、妊娠に伴う女性ホルモンの増加が発症に関係しているといわれています。

よく解説してくれている動画はこちら

妊娠3ヶ月の時に発症した全身のかゆみ

妊娠3ヶ月に突入した頃、お腹や背中、脚や腕を中心に全身にかゆみを感じるようになりました。特にお風呂に入って体温が上がった時や寝ている時など、体をかかずにはいられないくらいの激しいかゆみが毎日のように続きました。元々アレルギー体質なので、季節の変わり目が原因かなくらいに思っていましたが、これまで感じたことがないくらい激しいかゆみに違和感を感じて、ネットで検索しました。すると私の症状に当てはまる病名を発見!それが『妊娠性痒疹』でした。

耐えられないかゆみで皮膚科を受診

かかりつけの皮膚科を受診し、ドクターに妊娠性痒疹ではないかと思っているという話をしました。あまりそういった患者がいないのかその場で医学書を開いて調べて確認してくださったところ、おそらく妊娠性痒疹で間違い無いということでした。

  • 第2子目以降の妊娠に多い症状であること
  • 出産まで症状が続くことがあるが、産後は必ず治る

妊娠中ということもあり、先生も飲み薬は処方せず、塗るとスースーして痒みがおさまるような薬をいくつか出してくださいました。

処方された薬を塗り続けるも消えないかゆみ

皮膚科で処方してもらった薬をお風呂上がりに塗り続けました。メントール成分でかゆみがマシになった感じはするのですが、やっぱりお風呂に入って体温が上がるとかゆい。寝ている間に気づいたらかゆくてかいてしまっている自分に気づいて目覚めるという生活が数ヶ月続きました。

「出産すれば落ち着くからあと数ヶ月の我慢だ」

自分に言い聞かせながら、辛い毎日を過ごしました。

まさかこれが悪化して手術・入院になってしまうとは、この時は全く想像していませんでした。

続く

タイトルとURLをコピーしました